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Kundalini Yoga & Me-クンダリーニヨガと私

クンダリーニヨガとの出会い
クンダリーニヨガと出会った頃、漠然と今までの自分、そしてこれからの自分のことや将来のことを考えていました。

もともと小さい頃から自分で自分を認められずにいて、長く自分不信というか自信が持てないまま大人になってしまった私。頑張っても頑張ってもいつも何かが足りない感がしていて、必要以上の負荷をかけては心身のバランスを崩し、そして元気になってはまた頑張り過ぎて負荷をかけというサイクルを繰り返していて、就職をしても、留学してもそれは変わりませんでした。

次の学期のクラスの登録の時期になり、必須選択科目のうちの体育(Physical Education)を取ることにしていた私の目に留まったのが、ヨガ。他のスポーツという選択肢はあったものの「やったことないからおもしろいかも」という好奇心でクラス登録をしてしまった私は、クンダリーニヨガどころかヨガもやったことがないヨガのド素人。

 そんな軽い気持ちで始めたクンダリーニヨガは、私に自分を受け入れることの大事さを教えてくれました。ポジティブ、ニュートラル、ネガティブ、人にはどれも必要でそのバランスが大事だという教えは、私の中にストンと入ってきて、今まで自分の中にあった何かモヤモヤとしたモノが、霧が晴れるように消えていきました。(クラスの後はいつも自分の視界がクリアになり広がった感じがしていました)クンダリーニヨガをやっていくうちに変わっていく自分、特に自分自身が精神的に穏やかになっているのを実感するようになっていました。(これが心理学とヨガとの関わりを感じさせてくれ、最終的に心理学を専攻する決め手になりました)

クンダリーニヨガ講師になるまで
実際に効果と変化を感じ始めていた頃、同じヨガクラスのクラスメートから、私たちのヨガの先生がティーチャートレーニングを指導すること、そしてクラスメートもその年の秋に開催されるトレーニングに参加することを知りました。すごく興味がわいたとともに、学校と両立できるのかという不安もわき、まず「興味が有るのだけど」と先生に相談してみました。すると「来年同じコースをやるかもしれないけれど、やらないかもしれない。今年挑戦するもしないもあなた次第。タイミングが合えば受けることになるはず。」とのお言葉。この言葉で心が決まり、すぐに申し込みました。

隔週土日に終日講義があり、半年ほどの期間をかけて開催されたティーチャートレーニング。隔週とはいえ、留学生でありながら学校が休みである週末が潰れてしまうという状況で、挫けそうになったり、心折れそうになったりすることもしばしば。ある講義の朝、家を出たものの気持ちがついていかず、途中で車を停め、先生に半泣きで電話してしまうこともありました(結果的にはその日も講義に出席しました)。そんな私も、理解ある先生そして温かく見守ってくれた同期の仲間の存在に救われ、無事トレーニングを修了、晴れてKRI(クンダリーニヨガ研究所)認定クンダリーニヨガ講師になりました。

クンダリーニヨガに出会い、その流れでティーチャートレーニングを受け、そしてトレーニングと並行して心理学を学ぶことができた流れに、改めてタイミングと縁を感じずにはいられません。

クンダリーニヨガ講師としての出発
ティーチャートレーニングを修了後、残った留学期間も無事終え、帰国した私でしたが、ヨガ講師としての生活は、順風満帆ではありませんでした。でも、最終的にヨガ講師として歩き出すきっかけは、やっぱりヨガでした。

帰国後すぐ就職し、平日はフルタイムのオフィスワーク、隔週末にヨガクラスを教えるという生活になりましたが、徐々にフルタイムの仕事が忙しくなり、2週間に1度のヨガクラスのために割く以外でヨガに関わる時間や機会が減っていく日々が続きました。そんな毎日に疑問と違和感を抱くようになり、半年後の3月の年度替わりを機に、フルタイムの仕事を辞め、環境を変えるため、福岡へ引っ越しを決めました。

引越しが一段落した頃、急遽、数日アメリカに行くことにしました。前年の帰国時に完了できなかった事務処理のためで、今後まとまって時間がなかなか取れなくなるかもしれないということで今のうち行っておかないとということで実滞在3日という旅程。そんな限られた滞在日程の中、奇跡的に時間が取れ、1年ぶりのクンダリーニヨガクラスを受けられることに! 慌ててヨガマットとウェアを用意し、クラスへ行きました。

クラスが始まってすぐ、ここ1年ほどのもやもやとしていたものが、パッと晴れました。「クンダリーニヨガを一人でも多くの人に伝えたい」、そんな思いで帰国したはずが、自身のヨガに割く時間が減ってしまっていたばかりに、自分の行き先も目標も見失っていたことに気づかされました。そのクラスでの気づきを得て帰国後、ずっと「まだ時期ではない」と思って持たなかったスピリチュアルネームをいただき、本格的にクンダリーニヨガを教えていく事を決心しました。そして、20147月末より福岡県大野城市での隔週のクラスを教え始めて、現在に至ります。


クンダリーニヨギーニとして、クンダリーニヨガ講師として
クンダリーニヨガとの出会いは、強烈な衝撃を受ける人もいると聞きます。私の場合は、毎週木曜日のクラスという形で、自然と日常生活の中に入ってきました。衝撃やインパクトはなかったものの、じわじわ少しずつ効いてきたクンダリーニヨガは、私にとって特別なものというよりは、むしろ毎日の生活の中に在るように思います。自身がヨガをやる時間を取ることができなかった日々を経て、一人のヨガを教える者としてだけではなく、一人のヨギーニとして、毎日の生活の中で自身がヨガを行なう時間を取るということの重要性を痛感しています。


運動不足解消、痩せたい、健康を保ちたい、ヨガやってみたい、きっかけはなんでも構いません。日常生活とともにあるヨガとして、まず気軽にこのクンダリーニヨガを体験していただき、いろんな気づきを体感してもらえるようなクラスを作っていきたい、それが今の私の思いです。


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